墓じまいは難しい?費用はかかっても行政書士に任せて安心を
最近、「墓じまい」という言葉をよく耳にするようになりました。少子化や核家族化の影響で、お墓を守る人がいなくなったり、遠方の墓地までお参りに行くのが難しくなったりといった事情から、「そろそろ墓じまいを考えよう」というご相談が増えています。
しかし、実際に進めようとすると「何から手をつければいいのかわからない」「お寺への説明が難しそう」「手続きの書類が多くて不安」という声が多いのが現実です。
墓じまいは「感情」と「手続き」の両面で難しい
墓じまいが難しいと感じる理由は、大きく二つあります。
ひとつは感情の問題。長年ご先祖を祀ってきたお墓を片づけるという決断は、簡単にできるものではありません。親族の中でも意見が分かれることが多く、「勝手に進めるわけにはいかない」と話し合いに時間がかかることもあります。
もうひとつは手続きの複雑さです。お寺や霊園との「離檀」や「使用権の返還」、市町村役場への「改葬許可申請」など、複数の手続きを正確に行う必要があります。特に改葬許可申請では、埋葬されている方の本籍地や除籍謄本など、個人情報を含む書類が必要になります。これらを間違いなく揃えるのは、一般の方にとっては容易ではありません。
行政書士が関わるとスムーズに進む理由
こうした煩雑な手続きをスムーズに進めるために、行政書士がサポートいたします。行政書士は、役所への申請書や証明書の作成・代理提出を専門とする国家資格者です。墓じまいにおいては、改葬許可申請や関係書類の作成、場合によっては戸籍・除籍の職務上請求まで対応できます。
特に、墓じまいの際に必要な改葬許可申請書は、個人情報を扱うため、石材店や一般業者が代行することはできません。行政書士であれば、法的に正しい形で書類を作成し、ミスなく申請を進めることができます。
また、寺院や霊園とのやり取りでトラブルになりやすい「離檀料」や「お布施」などの問題についても、行政書士が間に入ることで冷静に整理し、感情的なもつれを防ぐことができます。
費用はかかるが、結果的に安心で確実
行政書士に依頼する場合、当然ながら費用は発生します。一般的には、改葬手続き一式で数万円ほどが目安です。
しかし、費用を惜しんで自分で進めた結果、書類の不備で役所に何度も通ったり、お寺との話し合いがこじれたりするケースも少なくありません。時間と労力、そして精神的な負担を考えると、専門家に任せたほうが結果的に安心で確実です。
また、行政書士は「お墓をどう移すか」「どんな形の供養が望ましいか」といった相談にも対応し、ご家族にとって最も納得できる形で進めるお手伝いをします。石材店や葬儀社とは異なり、行政手続きの専門家としての中立な立場からサポートできるのが大きな強みです。
まとめ:安心の墓じまいは行政書士とともに
墓じまいは、人生の中で何度も経験するものではありません。だからこそ、悔いのないように、そしてご先祖様に失礼のないように、丁寧に進めたいものです。
手続きの不安を抱えたまま一人で悩むよりも、行政書士にご相談ください。費用はかかっても、「安心」と「確実さ」という何よりの価値を得られます。
兵庫県を中心に、墓じまい・改葬手続きを専門にサポートする行政書士室井実事務所では、ご相談から書類作成、申請までトータルで対応いたします。
まずはお気軽にお問い合わせください。あなたの「想い」を大切にした墓じまいを、私たちがしっかりとお手伝いします。