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関西の墓じまい事情

〜お骨上げから土に還るまで、安心の工事立ち合いサポート〜
行政書士室井実事務所

近年、「墓じまい」という言葉を耳にする機会が増えました。
少子高齢化や遠方転居などの理由で、お墓の維持が難しくなり、ご先祖の供養を新しい形に変える選択をするご家庭が関西でも増えています。
しかし、実際に墓じまいを行うとなると、「何から始めたらいいのか」「工事はどのように進むのか」「お骨はどう扱うのか」など、分からないことだらけだという声が多く聞かれます。

行政書士室井実事務所では、墓じまいに関する書類作成だけでなく、工事の立ち合いサポートまで行い、最後まで責任をもって対応しています。今回は、関西での墓じまいの流れと、お骨上げ・土に還すまでの手順をわかりやすくご紹介します。


■ 関西の墓じまいの特徴

関西地域では、墓じまいの際に「お骨上げ」を行うのが一般的です。
関東では火葬後の遺骨を骨壺に納めてそのまま埋葬するケースが多いのに対し、関西では「骨壺を使わずに、直接土の中にお骨を納める」風習が根強く残っています。

そのため、墓じまいのときには、土の中に埋葬されているお骨を一つ一つ掘り出し、洗骨(せんこつ)や乾燥の工程を経て、次の納骨先へとお送りします。
この作業は丁寧さと慎重さが求められるため、経験豊富な石材業者と行政書士の連携が欠かせません。


■ お骨上げとは

「お骨上げ」とは、お墓の中に埋葬されているお骨を取り出す作業を指します。
古いお墓では骨壺に入っていない場合も多く、長年の間に土に還りかけているお骨もあります。
このため、掘り起こす際には専門業者が手作業で進め、可能な限り丁寧にご遺骨を取り扱います。

お骨が土と混ざっている場合には、ふるいを使って少しずつ分け、清めの水で洗い、布で包んでお渡しします。
ご遺骨の状態によっては、一部を永代供養に納め、残りを自然に還す(散骨・土葬形式の納骨)という選択も可能です。

お骨上げは、単なる「作業」ではなく、ご先祖様を送り出す大切な儀式です。
行政書士室井実事務所では、宗教者による「閉眼供養(魂抜き)」や「お骨上げ」の段取りを含め、スムーズに進められるよう全面的にサポートしています。


■ 工事立ち合いサポートとは

墓じまいの工事は、墓石の撤去、基礎コンクリートの解体、残土処理などを伴うため、想像以上に大掛かりです。
お寺や霊園の敷地内で行う作業ですから、マナーや安全にも細心の注意が必要です。

そこで当事務所では、行政書士が工事の立ち合いサポートを行っています。
このサービスでは、

  • 石材店との事前打ち合わせ
  • 工事前の現地確認
  • お骨上げの立ち合い
  • お寺や霊園への書類提出・確認
  • 工事完了後の確認立ち会い

などを行い、すべての工程を責任を持って見届けます。

特にご高齢のご家族や、遠方にお住まいの方にとって、「現場に行けない不安」は大きなものです。
行政書士が代わりに立ち会い、写真記録や報告書を作成することで、安心して手続きを進めていただけます。


■ 墓じまいの流れ(関西の場合)

  1. ご家族での話し合い
     まずは親族間で、墓じまいの方針を共有します。トラブル防止のため、全員の同意を得てから進めることが大切です。
  2. 閉眼供養(魂抜き)
     お寺の僧侶に読経を依頼し、お墓に宿る“魂”を抜く儀式を行います。これを終えて初めて工事が可能になります。
  3. お骨上げと工事立ち合い
     お骨を丁寧に取り出し、墓石の撤去工事を行います。行政書士が現場に立ち会い、記録を残します。
  4. 改葬許可申請
     市区町村役場に改葬許可を申請します。戸籍の確認や書類作成は行政書士が代行可能です。
  5. 新しい納骨先へ移転
     永代供養墓・納骨堂・樹木葬など、希望に応じて移転をサポートします。
  6. 完了報告と写真記録
     墓石撤去後の更地確認を行い、写真とともに報告書をお渡しします。

■ 土に還るという供養のかたち

お墓の撤去や移転は、「終わり」ではなく、「新しい供養のはじまり」です。
関西では、古くから「自然に還す」文化が大切にされてきました。
お骨が土と一体となることで、再び自然の一部となり、静かに安らぐ――これもまた、心をこめた供養のかたちです。

行政書士室井実事務所では、永代供養・樹木葬・合祀墓などへの移転先のご相談にも対応しています。
「どんな形で供養を続けたいのか」「どのように自然に還したいのか」をじっくり伺いながら、最適な方法をご提案いたします。


■ 安心と信頼のトータルサポート

墓じまいは、一度きりの大切な手続きです。
行政書士室井実事務所では、書類作成だけでなく、現地立ち会い・業者との連携・法的確認まで、責任を持って最後までサポートいたします。

「工事の進み具合が心配」
「離れた場所でもきちんと見届けたい」
「お骨をどう扱えばいいかわからない」

そんなお悩みに、経験と誠意でお応えいたします。

ご先祖様への感謝の気持ちを大切に、安心して新しい供養へとつなぐために――
墓じまいのことなら、どうぞ行政書士室井実事務所にご相談ください。
責任を持って、心をこめて、安心の墓じまいをサポートいたします。